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勤務時間中に参議院選挙の立候補者のポスターを掲示板に貼る 周防大島町の職員2人が懲戒処分 (山口県)



周防大島町は、勤務時間中に参議院議員選挙の候補者のポスターを離島の掲示板に張り付けたとして職員2人を戒告の懲戒処分としました。

25日付けで戒告の懲戒処分を受けたのは地域交通課の20代の男性主事と60代の会計年度任用職員です。

あわせて産業建設環境部の部長が厳重注意、地域交通課の班長と課長が訓告の懲戒処分を受けています。

町によりますと参議院選挙が公示された7月3日、60代の会計年度任用職員が山口選挙区に立候補した候補者の陣営から周防大島町情島の掲示板にポスターを貼るよう依頼を受けたということです。

2人は周防大島と情島を結ぶ定期船の乗組員で、20代の職員が情島の掲示板1か所にポスターを貼ったということです。

7月7日に町民から「船舶職員が選挙ポスターを持って船に乗っていた」と町に通報があったことで発覚し、町の聞き取りに対して事実関係を認めたということです。

周防大島町の藤本淨孝町長は「町民の皆様をはじめ、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。再発防止に向けて職員の服務規律の徹底、綱紀の粛正を図り、町民の皆様の信頼回復に全職員が一丸となり全力で努めて参ります」とコメントしています。


(07/25 18:14 山口放送)

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