■希少部位の尾の身は最高値で1キロ当たり3万円!オホーツク海で捕獲されたナガスクジラの生肉が下関でセリに (山口県)
捕鯨母船「関鯨丸」がオホーツク海で捕獲したナガスクジラの生肉のセリが3日、下関市で行われました。
ナガスクジラは、捕獲対象となっているクジラの中で最も大きく、味についてもクジラの中で最もおいしいとされています。
ナガスクジラの生肉のセリは、下関漁港地方卸売市場で午前2時から始まりました。
セリにかけられたのは尾の身78sと赤肉22s、下関を母港にしている捕鯨母船「関鯨丸」が、5月25日から28日にかけて北海道知床半島沖のオホーツク海で捕獲した4頭のナガスクジラの肉です。
2日、関鯨丸が入港した宮城県の仙台港から送られてきました。
オホーツク海産のナガスクジラの生肉がセリにかけられたのは、国内では初めてです。
市場では希少部位の尾の身が最高値で1キロ当たり3万円で競り落とされました。
(魚重・長谷川豊社長 )
「サシのノリがこの肉は抜群に良かったので、落とさせてもらいました。料理屋さんに提供しようかと思っています。あとはうちのお店に並べようと思っています」
3日は、下関のほか仙台をはじめ札幌、東京・豊洲、大阪、福岡の各市場にもナガスクジラの生肉が上場したということです。
(06/03 11:57 山口放送)
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