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■新入生はﾏﾀﾞｲとｸﾙﾏｴﾋﾞ！上関町の小学校で入学式ふるさとの海に親しみを持ってもらおうという取り組み(山口県)

上関小学校で4日､ちょっと変わった入学式が行われました｡

（上関小学校森分一考校長）
｢ﾏﾀﾞｲ6匹､ｸﾙﾏｴﾋﾞ5匹の入学を許可します｣

上関小学校に入学してきたのは､ﾏﾀﾞｲとｸﾙﾏｴﾋﾞです｡

上関小学校ではこどもたちにふるさとの海や特産品について学んでもらおうと地元の栽培漁業協会と協力し町の魚である｢ﾏﾀﾞｲ｣と町の特産品の｢ｸﾙﾏｴﾋﾞ｣を飼育し､放流しています｡

新入生のﾏﾀﾞｲとｸﾙﾏｴﾋﾞはさっそく､小さな水槽から大きな水槽へ教室移動です｡

これからおよそ1か月､3年生がｸﾙﾏｴﾋﾞ､4年生がﾏﾀﾞｲにｴｻをあげたり掃除をしたりして大切に育てます｡

（児童）
｢水温を測ったり餌をおなか一杯さべさせてあげたいなって思いました｣

｢毎日餌をあげるのを頑張りたいです｣

（山口県光･熊毛地区栽培漁業協会谷村誠児事務局長）
｢学校に海の生き物がいるという特別な空間を楽しんでもらえたら嬉しいです｣

今はｸﾙﾏｴﾋﾞが1.2ｾﾝﾁ､ﾏﾀﾞｲが2.5ｾﾝﾁほどですが放流する頃にはそれぞれ5ｾﾝﾁほどに成長するということです｡

ｸﾙﾏｴﾋﾞとﾏﾀﾞｲを町内の海に放流する｢卒業式｣は7月9日に予定されています｡

(06/04 19:35 山口放送)

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