■5月4日の岩国基地フレンドシップデー「オスプレイの飛行・展示の中止を」住民団体が申し入れ(山口県)
5月4日に行われる日米親善デーでは輸送機オスプレイが展示される予定です。
このオスプレイについて基地機能強化に反対する住民団体がきょう展示や飛行の中止を求めるよう市に申し入れました。
申し入れたのは基地機能強化に反対する住民団体、瀬戸内ネットです。
5月4日に行われる日米親善デーでは去年11月に国内で初めて岩国基地に配備されたアメリカ海軍のオスプレイや陸上自衛隊のオスプレイが地上展示や飛行を行う予定です。
オスプレイについてはおととし11月、岩国基地を離陸したアメリカ空軍のオスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落。
瀬戸内ネットは、アメリカ軍がことし発表した資料の中に、「オスプレイは安全性を高めるための改良の最中」という内容があり現時点では安全性が確保されていないとして展示・飛行の中止を国と米軍に求めることなどを要望しています。
(瀬戸内ネット 久米慶典共同代表)
「問題がある飛行機を飛ばして安全だ安全だと言うのは日米の親善に反する」
市は、各軍が安全な運用を行っているという認識で展示や飛行の中止は求めないとしたうえで、改良や安全性については国に事実確認すると回答しています。
(04/11 16:41 山口放送)
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