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下関北九州道路の環境影響評価手続き 山口県知事への答申案まとまる(山口県)



関門海峡をまたぐ新たなルート下関北九州道路は都市計画決定に向けた手続きが続いています。

このほど、環境影響評価書にむけた知事への答申案がまとまりました。

下関北九州道路は下関市と北九州市を結ぶおよそ8キロのルート素案が示されていて現在、都市計画決定に向けた手続きが続いています。

知事の諮問機関である技術審査会はこれまでにまとまっている環境影響評価準備書をもとに道路を建設する事業者が環境保全の見地からどんな調査や注意をすべきなのか意見を出し合いました。

その結果、橋脚などが建設される海域で藻場の環境監視を検討すること。

日陰になる場所もあることから重要な生物の確認を詳細に示すこと。

遠くから見る景観にも配慮すること、などとする知事への答申案をまとめました。

(県環境影響評価 技術審査会 関根雅彦会長)
「環境問題というのは因果関係が分からないことも多々ある」「事後もモニタリングをして問題があったときには対処する」

知事は技術審査会の答申を受けた後、5月5日までに知事意見を出し、県が環境影響評価書をまとめることになります。


(04/17 11:52 山口放送)

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