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岩国基地に事前通告なしに展開のF35B戦闘機部隊 県と岩国市が詳細について国に再照会(山口県)



アメリカ軍岩国基地に市や県への事前通告なしに新たなステルス戦闘機部隊が展開した問題で市と県は3日、新たな戦闘機の機数など詳細を改めて国に照会しました。

この問題はアメリカ軍岩国基地に先月海兵隊のF35B戦闘機部隊が市や県への事前通告なしに新たに展開したものです。

国は先月市と県に対し「あくまでも一時的な運用で機数の大きな変更はない」「地域への影響が生じるとは認識していない」などと説明した一方、「期間など詳細は明らかにすることはできない」としました。

岩国市の福田市長は配備の期間など情報が乏しく市民生活への影響は判断しかねるとして国に詳細な情報を再照会する方針を示していました。

市と県は3日、新たな部隊が展開したにも関わらず「運用機数の大きな変更はない」とした回答の根拠や一時的な運用がいつまで続くのかという詳細を改めて国に問い合わせました。

また国は去年8月「海兵隊の戦闘機部隊の機数は全体で10機程度減少する」と市や県に説明していてその整合性についても説明を求めています。

岩国市は国からの回答を踏まえ市としての見解を示したいとしています


(06/03 19:39 山口放送)

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