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上関町・使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画 隣接する柳井市議会で質疑 井原市長「然るべきタイミングでの説明を求めてまいりたい」(山口県)



「立地は可能」との調査結果が示された上関町での使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設計画…周辺自治体でもその計画の動向に注目は集まっています。

5日、上関町に隣接する柳井市の市議会一般質問で中間貯蔵施設について取り上げられました。

柳井市議会の一般質問では長友光子議員が中間貯蔵施設について市の考えを質しました。

上関町に建設が計画されている中間貯蔵施設を巡って中国電力は8月29日、立地可能性調査の結果「立地は可能」と結論付け上関町などに報告しています。

(長友議員)
「貯蔵施設の建設は周辺自治体にとって大変大きな影響をもたらすものだからこそ国には関係住民に対して説明をする責任があります」

(井原・柳井市長)
「まずは調査結果の説明をお聞きし今後、事業計画が示されていく中で国、そして電力事業者に対しましても 然るべきタイミングでの説明を求めてまいりたいと考えております」

井原市長はこのように、現時点では国に対して説明会を要請する考えはないと答えています。

来週は、平生町や田布施町などの町議会・一般質問でも中間貯蔵施設が取り上げられることになっています。

(09/05 19:38 山口放送)

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