■空き家を活用し暮らしに活気を!「田布施空き家ばんぱく」およそ50人が参加(山口県)
空き家の増加が地域の課題となっている田布施町。
どんどん増える空き家をうまく活用して暮らしに活気を取り戻そうというイベント「田布施空き家ばんぱく」が開かれました
空き家ばんぱくの会場となったのは田布施町・麻里府地区。
地区以外の人でも使えるシェアキッチンとして活用されている「マリフテラス」と文豪・国木田独歩が居候していたという古民家を中心に利活用が進んでいます
(山田アナ)
「こちら築130年以上の古民家をリフォームした場所ですが、真っ白なアイランドキッチンこちらはレンタルスペースとしても利活用されています」
空き家ばんぱくは田布施町で空き家の再生に取り組む団体が、空き家の活用実例を直接見てもらい語り合うことで空き家再生への理解を深めてもらおうと企画したものです。
現在、田布施町では15%以上の家が空き家となっていて、その多くが利活用されていないといいます。
(田布施空き家ばんぱく実行委員会 田原淳嗣さん)
「地域に空き家という資産がたくさんあるという中で、未来に向けてこのまま課題を残していてはいけないということで、空き家や町の隙間のようなものをみんなで使って持続性ある世の中にしていくことが目的」
およそ50人の参加者と共に麻里府地区の昔ながらの街並みと新しい暮らしの形を融合させた空き家を見学しました。
(福岡から)
「ひとつひとつの古民家も大きくて海に面していて、素敵な新しい物件も建てて調和していてすごく可能性を感じまた。」
(兵庫から)
「こういった事例も見ながら自分の借家にも生かしながらというのを続けているので頑張りたいと思った。」
見学会の後には町内の様々な空き家の活用事例が紹介され、参加者は熱心に聞き入っていました。
(09/23 19:38 山口放送)
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