■住宅ローン保証料の未払戻最大で900件判明 山口フィナンシャルグループ傘下の銀行 (山口県)
山口フィナンシャルグループは住宅ローンの繰り上げ返済をした際、本来は戻すべき保証料が戻されてない事案が傘下の3つの銀行で複数あることが判明したと発表しました。
発表によりますと、対象となるのは「保証料一括前払型住宅ローン」を契約後に一部繰り上げ返済した顧客の一部となっています。
一部繰り上げ返済した場合には、各銀行が保証機関に報告書を提出、保証機関は報告書に基づいて保証料を顧客に戻すことになっているということです。
山口フィナンシャルグループでは今回、顧客からの申し出をうけ調査した結果、保証料を戻してない事案が山口銀行ともみじ銀行、北九州銀行の3行で最大で900件ある見込みとわかったということです。
報告書を作成する事務手続きが徹底されていなかったことや管理体制が不十分で保証機関への報告漏れが発生したことが原因としています。
調査の完了はことし9月ごろとし、保証料が発生する顧客には個別に書面と電話で案内するとしています。
問い合わせは、山口フィナンシャルグループカスタマーサービス部0120-848-467となっています。
(06/23 12:09 山口放送)
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