NNNニュース

新たなにぎわいの拠点「湯田温泉こんこんパーク」落成式 大浴場に餅まきテラスも コンセプトは「あそびば、まなびば、たまりば」(山口県)



山口市に新たな賑わいの拠点が生まれます。

市が湯田温泉で整備を進めていた複合施設「湯田温泉こんこんパーク」が完成し、来月1日のオープンを前に、きょう(27日)、落成記念式典が開かれました。

式典には、およそ150人が出席。地元の小学生や大学生らもダンスや演奏で盛り上げました。

「湯田温泉こんこんパーク」は、湯田温泉街の一角の、児童文化センターなどの跡地に、市がおよそ42億円をかけて整備しました。

目玉は、全天候型の大屋根広場「こんこん広場」。

「パブリックビューイング」や「スケート体験会」などさまざまな使い方が想定されています。

(田村康夫記者)
「大屋根広場の2階です。こちらの場所には『餅まきテラス』という名前がつけられていて、その名の通り、餅まきに最適な空間となっています。」

初めてのもちまきは、オープン初日=来月1日の予定です。

温泉施設も備わっています。

趣の異なる2種類の大浴場があり、それぞれ「あつ湯」「ぬる湯」の2種類の風呂を備えます。

朝6時から夜8時までの営業です。

また、2つある「貸切風呂」の1つには昇降式の浴槽があり、車いすに乗ったまま温泉を楽しむことができます。

無料で入れる「足湯」も充実しています。

遊具のある芝生広場のそばには源泉かけ流しの足湯が6つ、

屋内には 飲食を楽しみながら足湯に入れる「足湯カフェ」も備わっています。

コンセプトは「あそびば、まなびば、たまりば」。今年度は8万人、2年後には10万人の来場を目指し、湯田のまち全体へ賑わいの波及を狙っています。

(伊藤市長)
「『住んでよし、訪れてよしの湯田温泉』このキャッチフレーズを体現する施設。」「これから湯田全体が活性化していくひとつの出発点になる気がしています。」

湯田温泉こんこんパークのオープンは来月(6月)1日です。

(05/27 19:26 山口放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)