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上関町・中間貯蔵施設建設計画 中国電力「現時点で示せるスケジュールはない」(山口県)



中国電力は31日に記者会見を開き、上関町で建設計画を進めている使用済み核燃料の中間貯蔵施設の事業計画については、「現時点で示せるスケジュールはない」としました。

(中国電力 北野立夫副社長)
「事業計画は検討の段階でございますので近々にという状況にはありません」
「現時点でお示しできるタイミングはございません」

広島市の中国電力本社で開かれた記者会見の中で中間貯蔵施設の事業計画の公表めどについて問われた北野立夫副社長はこのように答えました。
中国電力は、2025年8月、およそ2年間実施した中間貯蔵施設の立地可能性調査について「立地は可能」とする調査結果を公表しています。

現段階で、施設の規模や使用済み核燃料の貯蔵容量といった事業計画は公表されていません。

共同開発を前提としている関西電力について、事業計画は現段階では中国電力が主体的に進めており関西電力のかかわりはないとしています。

今後、関西電力がどのように関わってくるのかについては時期も含めて未定としています。

また上関原発計画については「2050年カーボンニュートラル実現に向けバランスの取れた電源構成を実現していくために引き続き重要な課題として上関原発の実現に取り組む」としています。

(10/31 19:37 山口放送)

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