■上関の核燃料中間貯蔵施設建設計画に県として反対を!計画にする反対する周辺市町の議員が県に申し入れ(山口県)
上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設について周辺市町の議員らが県に対し、計画に反対するよう申し入れました。
申し入れたのは「上関原発建設計画に反対する2市4町議会議員連盟」で柳井市議の中川隆志会長が県の担当者に申し入れ書を手渡しました。
議員連盟は住民が去年まとめた柳井・周防大島・田布施でのアンケート結果でいずれも大半が中間貯蔵施設に反対していることや、生物多様性を維持する面からも県に対し計画に反対を表明するよう求めました。
これに対し県の担当者は「現在、立地可能性調査が行われているところで現段階で、県の見解を示せる状況にない」とこれまでと同じ回答を繰り返しました。
(田布施町議会議員)
「不安や思いに対する答えが全部1つにまとめられて(県庁は)そんな機械的な場所だったのかとショックです」
( 中川隆志会長)
「立地可能性調査の結果が出るまでは申し上げることはないという回答に終始され」
「県民が本当に求めている安心安全に対する回答は一切聞かれなかった」
周辺の市・町では田布施町議会が中間貯蔵施設の建設に反対決議しているほか、住民アンケートが行われている平生町ではちかく、結果がまとまる見通しです。
県の担当者は申し入れを知事に伝えると話しました。
(06/03 19:41 山口放送)
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