■【山口天気 夕刊10/31】あす1日(土)から11月スタート 再び冬型で北風流入 空気の乾燥や朝晩の冷え込みに注意を(山口県)
●あす1日(土)の朝にかけて、きまぐれなにわか雨の可能性も
●北風流入で3連休の後半ほど、強い底冷えに注意。日中も上着が活躍
●来週は晴れたり雨が降ったり、天気は周期的変化
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昨夜から県内には、低気圧や前線による雨雲が流れ込みました。
雨は昼頃にピークを迎え、中部や東部を中心に強弱を繰り返しながら降り続きましたが、この時間にかけてまとまった雨雲は東へと遠ざかりました。
一方、日本海にはまだ細かい雨雲が残っていますが、この雨雲がこれから県内に流れ込む予想です。
あす1日(土)の朝にかけて、まだところどころで きまぐれなにわか雨に注意が必要です。
きょう31日(金)の雨の原因となった低気圧や前線は、これから北日本方面へ進み、あす1日(土)は再び「西高東低」冬型の気圧配置。県内にも冷たい北風が流れ込みやすくなります。
あす1日(土)から三連休の方も多いと思いますが、三連休後半ほど朝の底冷えが強く、一桁台の気温が続出。
日中はしっかりと晴れて行楽日和となりますが、朝の寒さ対策は引き続きしっかり行いましょう。
朝晩の空気の冷たさも日に日に増していますが、早いものであす1日(土)から11月に入ります。
そこで11月のイベントや暦をまとめてみました。
あさって2日(日)は旧暦では9月13日にあたり、先月の十五夜・中秋の名月に続く日本独自のお月見の風習がある「十三夜」です。
夜の冷え込みに注意しながら、夜空に映える「十三夜」の月をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
また11月の二十四節気は「立冬」と「小雪」。木枯らしが吹き、さらに雪が降り始めてる頃です。
これからグッと冷え込むことで紅葉も順調に色づき、来週からは山間部ほど赤く色付きが進んでいきそうです。
来月後半にかけて県内で広く紅葉の彩りが楽しめそうですが、季節は秋から冬へと移り変わっていきます。
空気の乾燥や冷え込みに注意をしながら、体調最優先で過ごしていきましょう。
あす1日(土)の朝までは、ところどころでにわか雨の心配がありますが、日中はしっかりと晴れ間が広がる予想です。
最高気温は20度前後。概ねこの時期らしい気温ですが、冷たい北風の影響で日中も上着が活躍するような肌寒さとなりそうです。
3連休の後半ほど、安定した空模様。日ざしの温もりがしっかりと感じられる行楽日和となりそうです。
よく晴れる分、放射冷却が強く働き、朝の冷え込みには注意が必要。連休明けの4日(火)にかけて、一段と底冷えが強くなると見込んでいます。
来週は晴れたり雨が降ったりと、天気は周期的に変化する見通しです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)
(10/31 19:29 山口放送)
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