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【山口・宇部】183人が海に取り残されたままの旧長生炭鉱…大腿骨か?人の骨のようなもの見つかる(山口県)



戦時中、1942年(昭和17年)の水没事故で犠牲となった183人の遺骨が海に残されたままとなっている山口・宇部市の旧長生炭鉱で25日、人の骨のようなものが見つかりました。警察に引き渡され、人の骨かどうか調べられます。

宇部市の旧長生炭鉱では26日まで遺骨収集に向けた日韓潜水調査が予定されていて、25日はボンベを坑内に設置する作業を中心に行われていました。

長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会によりますと25日、人の大腿骨とみられる骨など収集し、警察に引き渡しました。

長生炭鉱の潜水調査ではこれまで3月と、5月に骨のようなものが見つかっていますが、いずれも、警察の調べで人骨ではないことがわかりました。

旧・長生炭鉱では1942年(昭和17年)に落盤による水没事故が起き、朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲となりました。


遺骨はいまも海底に残されたままで、収集作業が進められていました。

(08/25 16:20 山口放送)

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