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米軍岩国基地FCLP・周防大島町議会が国に「あらゆる手段を講じるよう」求める意見書を可決(山口)(山口県)



FCLPに抗議する声は周辺の議会からもあがっています。
19日、岩国基地の南に位置する周防大島町議会が、訓練が二度と実施されることのないよう国に「あらゆる手段を講じるよう」求める意見書を可決しました。

意見書は、周防大島町議会9月定例会最終日に議員提案されました。

(議会運営委員長・吉村忍町議)
「FCLPが実施されたことは極めて遺憾であるとともに、 日常的に航空機騒音に悩まされてる。周防大島町民になお一層の負担を強いることになり、到底容認することはできない」

周防大島町は、岩国基地の南に位置し、日頃から島周辺の上空付近をアメリカ軍機などが通過しています。

意見書では、「今後、岩国基地でFCLPなど激しい騒音をもたらす訓練を二度と実施されることのないようあらゆる手段を講じるよう」強く要請するとしています。

意見書は全会一致で可決され、今後、衆参両院の議長や総理大臣、また外務、防衛両大臣などに送付されることになります。

(09/19 19:38 山口放送)

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