■アートを通じて平和の尊さを伝える「下関平和美術展」様々なジャンルの作品を展示(山口県)
平和をテーマに様々なジャンルの作品を展示した美術展が、下関市立美術館で開かれています。
「下関平和美術展」は、アートを通じて平和の尊さを伝えようと1991年から毎年、夏に開かれています。34回目となる今年は、下関市の内外の60人が手がけた絵画や書、写真など様々なジャンルの作品、約110点が展示されています。
下関市の奥村洋子さんの作品「焼場に立つ少年」は、1945年に長崎でアメリカのカメラマンによって撮影されたとされる写真をモチーフにしています。
美術館の吹き抜けを使って展示されているのは、縦5メートル横4メートルの鉛筆画です。終戦間近、原爆投下の候補地のひとつとなった山口市。宇部市の鉛筆画家 岡本正和さんが、戦火を免れた瑠璃光寺五重塔を描きました。
(来場者は)
「この五重塔なんかすごい大作ですよね。よかったですね。素晴らしい作品が多いです」
下関平和美術展は、20日まで下関市立美術館で開かれています。入場料は無料です。
(07/18 12:20 山口放送)
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