■【SLやまぐち号】D51蒸気機関車の修理完了!通常運行へ復帰・原因は軸と車輪をつなぐ金属の不具合(山口県)
SLやまぐち号が15日、車両トラブルで一部の運転を取り止めたことについて、JR西日本は、車輪周辺の部品の不具合が原因とみられると明らかにしました。修復作業が完了し、20日以降、通常運行するということです。
SLやまぐち号は15日正午ごろ、山口市の仁保駅と篠目駅の間でトラブルが発生し、乗客およそ200人が車内で3時間ほど待機する事態となりました。乗客はSLやまぐち号が自力で仁保駅に到着した後、JRが用意したバスで目的地に移動しました。
JR西日本は19日の定例会見で、トラブルの原因は、機関車右側後方の車輪を動かすための軸と車輪をつなぐ金属の不具合と推定されると明らかにしました。
(JR西日本・飯田稔督 広島支社長)
「運転士が異音に気が付いて、運行を継続せずにすぐ停めて点検したので、不具合の状況が比較的軽いレベルで収まった」
JRは部品を修繕したうえで、19日未明からJR山口線の新山口駅〜津和野駅間で試運転を実施。そして先ほど、JRや県などでつくる協議会は「20日以降は通常通りD51型蒸気機関車で運転する」と発表しました。
SLやまぐち号は10月1日水曜日、山口デスティネーションキャンペーンのプレイベント開始に合わせた平日特別運行も予定されています。
(09/19 18:22 山口放送)
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