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小学生が土砂災害の危険性や備えについて学ぶ 宇部市の小学校で砂防出前授業(山口県)



大雨のシーズンを前に宇部市の小学生たちが土砂災害の危険性や備えについて学びました。

「砂防出前授業」が行われたのは宇部市の鵜の島小学校です。

子どもたちは、「土石流」や「がけ崩れ」など土砂災害が起こる仕組みや、土砂災害には「小石が落ちてくる」「木々が揺れる」といった前触れがあることを学びました。

県内には、土砂災害の危険性がある場所がおよそ2万6000か所あり全国で6番目に多い数です。

授業を行った県砂防課の職員は万が一に備えハザードマップで危険箇所を確認しておくよう子どもたちに伝えました。

(県砂防課 高橋拓史さん)
「どこに避難するかとかどうやってみんなと連絡を取るかおうちの人とあらかじめ決めておくことがとても大切」

(6年生の児童)
「土砂災害の種類や怖さを知れて良かったです。」
「家の近くにも(危険箇所が)あるんじゃないかなという不安があります」
(5年生の児童)
「ハザードマップとかでいろいろ確認したり家族で話し合ったりしていつ災害が来てもおかしくないようにしていきたい」

県主催の「砂防出前授業」は今年度、県内17の小学校で開かれます。


(06/05 19:43 山口放送)

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