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県菓子工業組合が山陽小野田市高泊地域の「もち米」の供給契約を締結 米不足の中、価格は5割〜6割アップも「安定供給ありがたい」(山口県)



米不足の中、価格は5割から6割アップしているということです。

JA山口県宇部統括本部と県菓子工業組合が、ことしも「もち米」の供給契約を結びました。

山陽小野田市で行われた調印式では、県菓子工業組合の坪野恒幸理事長とJA山口県宇部統括本部の小田秀忠統括本部長が供給契約書に調印しました。

山陽小野田市の南高泊地域の干拓地では、生産者7人が、およそ34ヘクタールの水田で菓子の原料となる「ミヤタマモチ」と「ヒヨクモチ」、2つの品種のもち米を生産しています。

供給契約は、南高泊産のもち米の安定的な供給と品質の良い県内産の原材料確保を目的に毎年行われていて、ことしで23回目になります。

今回、もち米の契約数量は去年よりやや多くなり、価格については5割から6割アップしました。

(坪野恒幸理事長)
「もち米を作ってもらって安定的に供給してもらえるだけでもありがたいと思っていますので、値上がりというのは致し方ないのではないかなと感じています」

南高泊の干拓地は、県内有数のもち米の産地で、10月中旬から下旬にかけて収穫が行われる予定です。

(07/24 19:46 山口放送)

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