■安倍元総理の銃撃 山上被告の裁判始まる(山口県)
2022年7月、安倍元総理が銃撃され亡くなった事件で殺人の罪などに問われている山上徹也被告の裁判員裁判が奈良地裁で始まりました。
山上徹也被告は、2022年7月、奈良市の大和西大寺駅前で選挙の応援演説中だった安倍元総理を手製の銃で撃ち、殺害した罪などに問われています。
きょう、奈良地裁で開かれた初公判では32席の傍聴席に対し700人以上が列を作りました。
初公判で山上被告は「全て事実です。私がしたことに間違いありません。」などと話し起訴内容を認めました。
争点のひとつとなっているのが「旧統一教会が山上被告の犯行に及ぼした影響」です。
山上被告の母親が多額の献金をしたことで家庭崩壊に至ったなどとされています。
安倍元総理の地元、下関市でも裁判に関心が寄せられました。
(女性)
「怒りしかない」「とても残念です早く判決、(裁判に)かかってほしかった」「色々あると思うが私は許せません」
(男性)
「痛ましいああいうことがあってはならない」「一国の総理が亡くなったので」
(女性)
「背景とかいろいろ情報がありすぎて何を信じて良いか分からない」「(裁判で)明らかになってきちんと分かればと思う」
判決は来年1月21日に予定されています。
(10/28 19:37 山口放送)
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