■【山口天気 夕刊11/4】あす5日(水)も天気穏やかで朝と昼の寒暖差大 夜は大きく輝く「月」に注目!(山口県)
●あす5日(水)は薄雲やや多めも まずまず穏やかな天気続く
●あす5日(水)夜は「スーパームーン」
●しばらく天気穏やか&寒暖差大きい日々 次の天気の崩れは日曜日
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連休明けの今朝は、最低気温が徳佐で0度をはじめ、広く、今シーズン一番の冷え込みに…日本海側のエリアでは12月並みの冷え込みの所もあり、冬の兆しを感じるような寒い朝でもありました。朝がよく冷えたこともあり、最高気温も17〜18度くらい、と平年より若干低めに止まりました。
この冷え込みは、連休中、北風によって流れ込んだ冷たい空気と、夜中よく晴れて放射冷却の影響が強まったことによるものです。きょう4日(火)日中は、気圧の谷の雲が南から広がってきましたが、県内の雲は薄雲が中心で、天気を崩すものではありません。
あす5日(水)にかけて、県内は少々薄雲がかかる時間はありますが、おおむね晴れの安定した天気。朝は少し薄雲がかかるため、放射冷却の影響は今朝ほど強くないものの、日中の気温は広く20度を超えて、朝と昼での寒暖差が大きい状態は続きそうです。
また、あす5日(水)の夜は満月で、さらに月と地球との距離が今年一番近づくタイミングの満月…今年一番大きく見える満月、ということで「スーパームーン」と呼ばれます。
ただ夜空を眺めるだけでは、月の大きさの違いは分かりにくいですが、今年最小の月と並べて比較すると、地球からの見かけの月の大きさにかなりの違いがあり、大きなサイズで輝くぶん、普段より少々明るく輝く満月、と感じられるのではないかと思います。
ぜひ夜空で存在感を放つ月に、しっかり注目していきましょう。ただ、月が見えるほど晴れる夜は、また冷え込むことにもなるため、夜の外出は服装選びなど十分お気を付け下さい。
あす5日(水)明け方〜朝は、ややシッカリ曇る所もありますが、日中は薄雲は目立つものの日ざし十分の穏やかな空模様が続きそうです。朝は気温1桁の所が多いものの、日中の気温は各地で20度以上…引き続き寒暖差の大きな一日となるでしょう。
県内の紅葉は、最近の冷え込みで徐々に色付きが進む所が出てきました。山間部では今週末頃にかけて、一段と色づく所が増えていきそうです。
ところで、日本の南の海上では、まだ台風シーズンが続いています。フィリピン付近の台風25号は今後は南シナ海からベトナム方面へ。また、次の台風に発達しそうな熱帯低気圧が、今後フィリピンの東に進む予想で、まず来週にかけて沖縄方面に影響を及ぼす可能性があります。今後の動向には十分ご注意下さい。
県内は、今週しばらくは晴れたり曇ったりの日々で、朝は少々ひんやり空気でも、昼間は気温が20度以上と、日ざしが暖かな日々になりそうです。
次の天気の崩れは今週末の日曜日となる見込み。その後、来週初めは再び冷たい北風が吹きやすくなる、とみています。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
(11/04 18:46 山口放送)
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