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JR美祢線「将来、自動運転や隊列走行により刷新感のあるBRTを実現したい」と意欲 JR西日本(山口県)



高速バス輸送システム=BRTでの復旧を軸に議論が進んでいるJR美祢線について。

JRは、「将来、自動運転や隊列走行により刷新感のあるBRTを実現したい」と意欲を示しました。

これは24日の定例会見でJR西日本広島支社の飯田稔督支社長が話したものです。

(JR西日本 広島支社飯田稔督支社長)
「専用道がどのぐらいあるかとか、そもそもあるかないかに関わらず、将来、自動運転や隊列走行を実現していきたい。そういったことを併せ持って 刷新感や未来に資する(BRTの)形を作り上げていきたい」

JR美祢線の復旧を巡っては、7月16日の利用促進協議会で、沿線自治体が早期復旧などの観点から鉄道での復旧を断念。

専用道の設置などで鉄道と同じ程度の速達性を担保した高速バス輸送システム=「BRT」を軸に検討を進める方向でまとまっていて、今後は、知事と沿線3市の市長による協議で復旧方法が正式に決まります。

JR西日本の飯田広島支社長はJR九州の日田彦山線BRTなどをすでに視察していることを明らかにしたうえで、「自動運転の実証実験のためにも専用道を設置し、定時制や速達性をしっかりと確保したBRTを実現したい」と意欲を示しました。

また、2023年の大雨で被災し運休が続くJR山陰線滝部・人丸間について、JRは運転再開の時期を前倒し、2025年10月を目指すとしました。

(07/24 19:40 山口放送)

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