■【神秘】熊本でも「皆既月食」真夜中の天体ショーに望遠鏡のぞき込む(熊本県)
夜ふかししながら神秘的な光景に見とれていたという人も多いのではないでしょうか。
国内各地で観測された3年ぶりとなる「皆既月食」。熊本でも8日未明に月を見上げる人の姿が見られました。
太陽と地球と月が一直線に並んだ時にみられる「皆既月食」。月が地球の影に入ることで隠れてしまう現象です。南阿蘇ルナ天文台では宿泊客らが望遠鏡をのぞき込み、いつもとは違う月の様子を楽しみました。
■観測した人
「赤くなる月をリアルタイムで見られるのはなかなかない機会。こんな感じで月が隠れるのかと改めて発見した気分になりました」
午前1時半頃。満月が少しずつ欠けていきます。約1時間後、その時が。月がすべて隠れる「皆既月食」です。暗くなった満月が赤銅色に染まり、夜空は神秘的な光景に…。
■ルナ天文台 星のコンシェルジュ・野敦史さん
「(月の)周りに星が輝いていて非常に美しい。しかもその中を月がゆっくり移動していく様子が見えている。非常に興味深い現象だった」
月の一部が欠ける部分月食も含め、約3時間半にわたる天体ショーとなりました。次の皆既月食は、来年3月3日に観測されるということです。
(09/08 19:01 熊本県民テレビ)
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