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今も102人が避難…県が記録的大雨の犠牲者に黙とう 住宅被害は8400棟超に(熊本県)



8月の記録的な大雨からまもなく1か月です。県は9日、自宅以外で避難生活を送る人が102人に上ると発表しました。



記録的な大雨から1か月を前に県は9日、災害対策本部会議を開き、犠牲者に黙とうをささげました。この大雨で県内では4人が亡くなり、今も1人の安否がわかっていません。住宅では全半壊が1653棟、床上・床下浸水と計8400棟を超える被害が確認されました。



これまで7543件「り災証明」の申請を受けていて、9日までの交付率は76.2%となっています。(交付 5748件)また、上天草市や八代市など7つの市や町の102人が、指定避難所のほか福祉施設や宿泊施設で避難生活を続けていると報告しました。



■木村敬知事
「7日に石破総理が退任という発表がございました。激甚災害指定や予備費の活用などで迅速かつ丁寧な措置をいただいた。我々としてはさらにそれを受けてしっかりと被災者のため具体化していく対応をとっていくというのがいま大事なことです」

木村知事は、仮住まいをする被災者が速やかに先の見通しを立てられるよう、みなし仮設や建設型応急住宅のニーズの把握を急ぐことを職員に指示しました。


(09/09 19:10 熊本県民テレビ)

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