■中央競馬レース中止も過去に…17年ぶり「馬インフルエンザ」熊本県内で確認(熊本県)
軽種馬防疫協議会は、県内の農場で「馬インフルエンザ」の発生が確認されたと発表しました。協議会は、人への感染はないとしています。
軽種馬防疫協議会によりますと、「馬インフルエンザ」が確認されたのは、県内の1トン前後の馬「重種馬」を飼育する農場3戸です。4月上旬、農場から「馬に呼吸器系の症状がある」と県の家畜保健衛生所に連絡があり、検査した結果「馬インフルエンザ」の発生が確認されたということです。「馬インフルエンザ」は、発熱やせき、鼻水などの症状が2、3週間続くとされています。人や馬以外の動物に、感染することはないということです。
県内で「馬インフルエンザ」が確認されたのは、2008年以来17年ぶりです。また2007年には国内の競走馬で感染が拡大し、東京や札幌などでのレースが中止されました。
熊本県は発症した馬がいる農場に対し、馬の移動の自粛を要請しました。また観光などで馬がいる場所に行った際は、手の消毒をしっかりしてほしいと呼びかけています。
(04/11 19:45 熊本県民テレビ)
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