NNNニュース

市電の相次ぐトラブル受け…安全管理責任者に外部人材登用 熊本市交通局(熊本県)



相次ぐ熊本市電のトラブルを受け、熊本市交通局が安全管理の責任者として県外の鉄道会社で経験を積んだ外部の人材を登用しました。



熊本市交通局で部長級の首席審議員として辞令を受けたのは、福島孝一郎さん(63)です。福島さんは長崎県と栃木県の路面電車を運営する企業で約40年、レールや車両の維持管理などに携わりました。

トラブルや事故が相次いだ熊本市電をめぐっては、組織の課題を洗い出す対策チームや外部の専門家会議で安全運行に向けた協議が行われています。去年4月、熊本市の大西市長などが栃木県を視察した際に福島さんと知り合い、その知識や経験などを買って声をかけたということです。

■熊本市交通局・福島孝一郎 首席審議員
「まずは現場を見て職員の皆さんとコミュニケーションを取ってそれからの対応かなと思っています。報道されている表だけではなく中に神髄に迫らないと良い改革はできないかなと思っています」

任期は2028年3月末までで、福島さんは、安全対策チームや各部門の管理者に対して安全管理の指導などを担うということです。


(11/04 19:24 熊本県民テレビ)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)