■熊本地震の本震から9年 県内の被災地で犠牲者を追悼(熊本県)
熊本地震の本震から9年の16日、熊本県内の被災地では、犠牲になった人たちに追悼が捧げられました。
南阿蘇村立野の新所地区では、犠牲者をまつる慰霊碑への献花式が行われました。新所地区では、本震で壊れた水力発電所の貯水槽から1万トンの水が押し寄せ、夫婦2人が犠牲となりました。6年前に慰霊碑を建て、毎年、犠牲者を追悼しています。
■新所地区 当時の区長 山内博史さん
「命の尊さなり、亡くなられた方の無念さをまた改めて思っています。(亡くなった)お2人が道を歩いている、散歩している姿を思い出している」
また、4月16日を「熊本地震の日」と定めた熊本市。熊本市役所では庁内会議の前に1分間、大西一史市長らが黙とうを捧げました。
■熊本市 大西一史市長
「あらためて犠牲となられた皆さまに心から哀悼の意を表しますとともに、今まで災害を経験したことがない人たちにもしっかりと準備をしていただいて、真に災害に強い熊本市づくりを一緒に頑張っていきたいと思います」
(04/16 19:28 熊本県民テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)