NNNニュース

女性3人の顔や首など包丁で30回以上…コンカフェ殺人未遂事件 男が起訴内容認める(熊本県)



去年、熊本市の飲食店で女性3人が包丁で刺された事件の裁判が始まりました。殺人未遂などの罪に問われている店長の男は初公判で起訴内容を認めました。



殺人未遂などの罪に問われているのは、熊本市中央区の飲食店店長・奈良公明被告(31)です。起訴状などによりますと奈良被告は去年3月、店長を務めていた熊本市中央区下通の飲食店で、女性従業員3人の顔や首などを包丁で刺し、重傷を負わせた罪に問われています。



8日の初公判で奈良被告は起訴内容を認め、裁判では刑の重さが争点となります。検察側は、3人に退職したいと言われた奈良被告が腹を立て、あわせて30回以上包丁で刺したことなどから、強い殺意があったと指摘しました。

一方弁護側は、事件前の9か月間ほとんど休みなしで働いていた奈良被告が精神的に追い詰められていたと主張。精神科医が「犯行には過労の影響があった」と証言しました。

判決は、9月17日に言い渡される予定です。


(09/08 18:47 熊本県民テレビ)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)