■熊本地震から9年 くまもと防災ウィーク始まる 2週間にわたりさまざまなイベント(熊本県)
熊本地震から9年となるのを前に熊本県は2週間を「くまもと防災ウィーク」として、さまざまなイベントを開きます。
「くまもと防災ウィーク」は熊本県が企画するもので、11日から25日まで、県の地域振興局や南阿蘇村の熊本地震震災ミュージアム「KIOKU」などでパネル展示などを行っています。
このうち、県防災センターでは12枚のパネルが展示され、熊本地震で大きな被害を受けた熊本城や、稲門が倒壊するなどした阿蘇神社などの当時の様子が紹介されています。また、新しい阿蘇大橋の再建など各地で進む復旧復興の様子を見ることができます。
■熊本県危機管理防災課 甲斐博旨さん
「熊本地震の記憶を風化させず、また熊本地震の経験や教訓を生かした防災の取り組みを啓発するために、くまもと防災ウィークとして皆様に防災意識を高めていただく機会とすることとしております」
県防災センターは、4月25日まで土日を含めて開館します。また、毎日午後1時からは防災研修が開かれ、希望者は予約不要で誰でも受講できます。
このほか、熊本市は13日に中央区の花畑広場で「防災パーク」を開催します。火災の煙の中を歩くバーチャル体験のほか、非常食を試食できるカフェなど命を守るための知恵や工夫が学べます。
そして、熊本地震の前震から9年となる14日には、県庁で犠牲者追悼式が行われるほか、益城町震災記念公園では熊本地震のつどいなどが行われます。
(04/11 19:13 熊本県民テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)