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【熊本豪雨】5年前に流失した球磨川の2橋梁は来年度から架け替え工事着手の方針(熊本県)



5年前の熊本豪雨で流失したのが球磨川に架かる2つの橋梁は、JR九州が来年度から架け替え工事に着手する方針であることが分かりました。



JR肥薩線の八代駅から人吉駅の区間にかかる「球磨川第一橋梁」と「第二球磨川橋梁」は、2020年7月の熊本豪雨で大部分が流失しました。JR九州によりますと、橋梁付近の地盤を調べるため、今年6月からボーリング調査を進めていて、11月からは球磨川内での調査を開始。



早ければ来年、現在の橋梁をすべて撤去し、新しい橋への架け替え工事に着手します。熊本豪雨を教訓に、新しい橋の橋桁は約2メートル高くして将来の災害に備えます。

また、2つの橋梁は赤茶色や構造が特徴ですが、従来の景観を損なわないデザインを検討しているということです。八代駅から人吉駅の区間について、JR九州は2033年度の運行再開を目指しています。

(10/31 20:13 熊本県民テレビ)

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