■「身近に感じるようになった」高校生県議会で自分たちの地域課題を県側に問いかける…(熊本県)
「木村知事に答弁をお願いします」
「知事、木村敬さん」
「はい」知事が壇上にあがる…
8月25日、県議会で、執行部への質問や議会を進行しているのは県内の高校生です。
ことしで12回目となる「高校生県議会」には4つの高校から14人が参加。自分たちが暮らす地域の課題を県側に問いかけました。
■玉名女子高・坂本史子さん「人口の減少に伴い、公共交通機関の利用者も減ったのか、ついには天水から 玉名につながる道を通る路線バスが廃止されました。過疎地域の公共交通機関の利便性向上のために、これまで熊本県が実施してきた政策とこれから実施しようとしている政策について教えてください。」
これに対し木村知事は、乗り合いタクシーなどの導入に県から補助金を出していることや複数の自治体にまたがるコミュニティバスを共同運行するための支援を始めたと答弁しました。
このほか、大津高校の生徒からはTSMCの進出で影響を受ける農家の支援に関する質問や提案もありました。
■玉名女子高・坂本史子さん「ちょっと堅苦しいイメージがあったが、自分たちにも耳を傾けてくださる機会で/議会前よりもより身近に感じるようになった。」
未来を担う若者たちが、地域の課題や解決策を考え、自分の言葉で伝える貴重な機会。政治に関心を持つきっかけにもなったようです。
(08/29 17:24 熊本県民テレビ)
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