■熊本地震9年 益城町追悼式で鎮魂の竹灯籠「亡くなった人も幸せにと祈りました」(熊本県)
熊本地震の前震から9年を迎えた14日夜、熊本県益城町では竹灯籠に火を灯して犠牲者を悼みました。
竹灯籠に火を灯す追悼式は、地震後に仮設住宅ごとに行われていましたが、去年からは、地域おこし協力隊と住民が一緒に準備して開いています。
■益城町で被災した参加者
「みんな新しい家ができて変わってきて、落ち着いてきたから忘れていたんですけど、地震の時のことを思い出してこういうことがあったなと思いながら思い出して(灯りを)つけた」
■益城町・中学1年生
「亡くなった人も幸せになれるようにと祈りました」
■熊本市から参加・祖母が益城町在住
「自分や大切な人のためにも日ごろから防災の意識を持っておくことは大事かなと改めて実感しました」
熊本地震では、県内で関連死を含む275人が犠牲となっていて、このうち益城町では、45人の方が亡くなっています。
一方、熊本市は13日に熊本地震の教訓を伝える「防災パーク」を開きました。
熊本市では本震が発生した4月16日を「熊本地震の日」と定めていて、明日16日には下通アーケードで当時の被災状況や復興の歩みが分かるパネル展を開きます。
(04/15 12:15 熊本県民テレビ)
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