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20年にわたり市幹部職員に物品販売をさせた市議会議員 政治倫理条例違反の疑い(熊本県)



八代市議会議員が市の幹部職員に対し、20年にわたり物品販売をさせたことが政治倫理条例違反の疑いがあるとして、八代市政治倫理審査会の初会合が開かれました。



調査対象となっているのは八代市議会の成松由紀夫議員です。調査請求書によりますと、成松議員は約20年にわたり、八代市内の特定の中学校の部活動の活動費として、幹部職員に対し市役所内で物品販売をさせていたとしています。そして、この行為が地位や肩書を利用しいかなる利益も授受しないなどの政治倫理条例に違反している疑いがあるとしています。昨年度、庁舎内で販売されたのは227件だったということです。



この問題をめぐっては、ことし3月の議会で成松市議への辞職勧告決議案が可決されていました。審査会では今後、幹部職員に事実関係などを確認したうえで、次回の会議で内容を取りまとめたいとしています。また政治倫理審査会では、居酒屋で友人をビール瓶で殴打し大けがをさせたとして金子昌平市議についての調査も始まりました。

(10/30 19:55 熊本県民テレビ)

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