■涼しげな着物や"空と海"表現した壺も「伝統工芸展」九州山口の約250点一堂に(熊本県)
熊本市の鶴屋百貨店で5日に始まった「西部伝統工芸展」。九州・山口の約250点が並びます。
■永島由菜キャスター
「色合いが涼やかなこちらの着物、黄色の部分は取り壊される民家の木を使って染められているんです」
雨上がりの空に虹がかかり始めたような世界を表現した透明感のある作品です。
御船町の窯元で作られた壺は、やわらかな青色と曲線で空と海との境界がぼんやりとけ合う様子が表現されています。
■御船窯・津金日人夢さん
「『雨過天晴』といって雨上がりの空に例えられるような色なんですよね。この色合いの品格というか、そこに一番こだわりを持ってやっています」
一部の作品を購入することもできる西部伝統工芸展は6月10日(火)まで開催されています。
(06/06 20:33 熊本県民テレビ)
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