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「めっちゃ値上がり」政府備蓄米が熊本へ 店頭には4月下旬に並ぶ見通し(熊本県)



JA熊本経済連が落札した政府の備蓄米が、15日に初めて熊本に届きました。店頭に並ぶのは4月下旬からとなりそうです。

15日朝、巨大なトラックに積まれていたのは、3月11日に落札した政府の備蓄米、約40トン分の玄米です。県内では初めて届きました。

■倉庫の管理者
「印鑑が必ずうってあるので入庫のときにチェックをしている」


JA熊本経済連では、去年生産された鳥取県や島根県の「きぬむすめ」や「ひとめぼれ」など5つの銘柄あわせて1000トン分を落札しました。約1か月かけて熊本市と菊池市にある倉庫に運ばれる予定です。今後、卸売り業者に販売され、店頭に並ぶのは4月下旬になる見通しです。


ようやく届いた備蓄米。コメの値下げに期待値が高まります。


■街の人
「お米の値段が下がるのは期待しますやっぱり主食なのでないと、ご飯を食べた気にはならないので」
「めっちゃ値上がりしているし子どもたちが食べるから追いつかないんですよね。ちょっと安くなるといいんですけど…」


14日に発表された全国のスーパーでのコメの平均価格です。4月6日までの1週間で5キロあたり4214円。備蓄米の販売は全国ではすでに始まっているところもありますが、14週連続で値上がりし過去最高を更新しています。

■街の人
「一回上がったものはなかなか下がらない。農家の方の手取りになればいいんですけど…」

一方JA熊本経済連は、県内の備蓄米5キロあたりの店頭での価格について、今よりも500円ほど安い3000円台半ばから後半になるとみています。

暮らしに直結するコメの価格。店頭にはいくらで並ぶのか注目されます。


(04/15 19:03 熊本県民テレビ)

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