■今年は飛び石型の日程に物価高…ゴールデンウイークお出かけの傾向は? 県民のギモン(熊本県)
ニュースのそもそもをひも解く「県民のギモン」。今回のテーマは「飛び石型のゴールデンウイーク お出かけの傾向は?」です。みんなが大型連休を取れるわけではありません。お出かけの傾向にも変化が生まれていました。
今年のゴールデンウイーク。街の人たちはどのように過ごすのでしょうか。
■30代男性
「(家族で}沖縄に行く予定。自分が有休をとるのもあるが、12連休くらい取る」
■20代男性
「(休みの)2日目にライブがあって福岡に行く。それまでは大分・佐賀などを旅行する」
■20代女性
「(ゴールデンウイークは)短いと思う。土日とかぶるから、少ないと思う」
今年は祝日が土日と重なり、平日を挟んだ「飛び石型」の連休に。まとまった休みを取りづらい人も多いのではないでしょうか。
旅行の需要にも、変化が生まれているようです。
■九州産交ツーリズム 相良有香企画販売課長
Q今年の傾向を一言で言うと?
「一言で言うと、【安・近・短】。近場の旅行が多いです」
今年のキーワードは「安い・近い・短い」。日並びや物価高の影響などから、海外旅行の予約の数は去年と比べると約65%にとどまっています。
一方で、人気なのが。
■九州産交ツーリズム 相良有香企画販売課長
「こちらが大阪・関西万博の公式キャラクターのミャクミャクになります」
始まったばかりの大阪・関西万博など、国内のバスツアーの予約が好調です。海外旅行は控える傾向の一方、こちらの旅行会社のバスツアーの予約の数は、去年と比べると1.5倍に伸びています。
■九州産交ツーリズム 相良有香企画販売課長
「1日に10〜20件くらい(万博関連の)問い合わせをいただいていて、予約件数も増えています」
Q前年比150%、今の段階ですごいですね
「そうなんですよ。ゴールデンウイークが終わる頃には200%ぐらいになるのではないかと思っています」
「安い・近い・短い」。物価高や円安で財布の紐が固くなりがちですが、今年ならではの近場の魅力を求める傾向でした。
(緒方太郎キャスター)
というわけで、今年は「安い・近い・短い」旅行先を求める傾向でした。取材した九州産交ツーリズムでは、ゴールデンウイーク中の大阪・関西万博のバスツアーは、まだ若干の空きがあるということです。
一方で、今は円安の影響で海外旅行を控える傾向ですが、22日の円相場は一時、1ドル139円台をつけ、約7ヶ月ぶりの円高水準となりました。九州産交ツーリズムでは今後、円高傾向が続けば、9月から10月の3連休で台湾・香港・韓国方面への需要が高まってくるのではと予想しています。
(04/22 19:18 熊本県民テレビ)
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