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「灯籠師のこだわりを見てほしい」山鹿灯籠まつりで奉納される灯籠の制作開始式(熊本県)



山鹿市の大宮神社で21日、山鹿灯籠まつりで奉納される灯籠の制作開始祭が行われました。

制作開始祭には、灯籠づくりを行う灯籠師や祭りの関係者など約30人が参加しました。7人の灯籠師が和紙に切り込みを入れる「刃物入れの儀」を行って制作の無事を祈りました。

国の伝統的工芸品に指定されている山鹿灯籠は、和紙と糊だけで作られ、祭り当日には山鹿市の大宮神社に奉納されます。

■山鹿灯籠師組合 田中久美子組合長
「灯籠師のこだわりというのがある。手間がかかっているなとか、時間がかかっているなというところが絶対に見えると思う。十分時間をとって作品を見ていただきたい」

山鹿灯籠まつりは、8月15日と16日に行われ、制作された28基の灯籠は会場周辺の各町内で展示されます。そして16日の「上がり灯籠」で奉納される予定です。

(04/22 12:35 熊本県民テレビ)

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