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西原村の小学校でプロジェクションマッピング 熊本地震当時の写真など映し出す(熊本県)



熊本地震で大きな被害を受けた西原村の小学校で13日、当時の写真などを映し出すプロジェクションマッピングのイベントが行われました。

イベントが開かれたのは、地震当時、多くの住民らが避難所として利用した西原村の河原小学校の体育館です。熊本地震の前震で震度6弱、本震で震度7を観測した西原村では、半数以上の家屋が全半壊し、災害関連死を含め9人が亡くなりました。

このイベントは、地震の記憶を風化させず未来へつなげようと、西原村出身で地震直後からボランティアなどの活動を行っていたデジタルアーティストの中村圭さんが発起人となって開催されました。

会場には地元住民らが訪れ、壁や天井に地震当時の写真などが映し出されました。また、ボランティアのメッセージや感謝の思いも投影されました。
■訪れた人
「当時の記憶がよみがえった。いろんな人に支えられた、感謝しなきゃと改めて思いました」

(04/16 12:24 熊本県民テレビ)

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