■マイカーから公共交通機関へ!県内路線バス5社が知事に要望書提出(熊本県)
熊本県内で路線バスを共同運行している5社が、木村知事にバス事業に対する要望書を提出しました。
県と熊本市は深刻な渋滞問題を解消するため、マイカーから公共交通機関への転換を進めています。要望ではそのためには公共交通へのさらなる投資が欠かせないとして、予算の拡大を求めています。具体的には、通学定期の割引分を行政が負担し、その分を運転士を確保するための原資に充てるといった即効性のある提案から、バスレーンを整備するための道路の拡幅など中長期的な提案まで幅広いものとなっています。
要望を受けた木村知事は「県民の足の確保、暮らしの水準の確保に直結している提案であり、今年度中に策定する公共交通の政策に盛り込めるよう詰めていく」と話しました。また九州産交バスからは、8月の大雨でバス7台が全損するなど八代営業所などの被害の状況が報告され、あらためて行政の支援を要望しました。
(09/04 20:12 熊本県民テレビ)
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