■1942年建設の戦争遺跡 旧三菱重工熊本航空機製作所の建物が取り壊しの計画(熊本県)
旧陸軍の健軍飛行場関連では唯一の戦争遺跡、旧三菱重工業熊本航空機製作所の第一組立工場の建物の取り壊しが計画されていることがわかりました。
熊本市などによりますと、旧三菱重工業熊本航空機製作所は1942年6月、現在の陸上自衛隊健軍駐屯地の敷地に官設民営の工場として建設されました。終戦までに爆撃機・飛龍を46機生産し、戦後は戦争遺跡として一般の見学も受け入れてきました。
KKTの取材に対し、健軍駐屯地の担当者は第一組立工場の建屋について取り壊しを計画していることを明らかにしました。建物の老朽化や新たな整備の検討を理由に挙げていて、取り壊しの時期は未定としています。
(10/27 20:01 熊本県民テレビ)
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