■「まもなく1か月」大雨で安否不明の男性の一斉捜索 広範囲で捜索も発見には至らず(熊本県)
熊本県内を襲った記録的大雨からまもなく1か月、今も安否不明となっている男性の捜索が続いています。5日は合同一斉捜索が実施され、空からや海でも捜索が行われましたが、発見には至っていません。
■洲ア湧貴記者
「今、井芹川そばの草むらでは消防隊員らが草をかき分けながら捜索しています」
記録的大雨では8月11日、熊本市北区貢町で会社員の森下尚治さんが増水した井芹川に車ごと流されたとみられています。車はその後、見つかりましたが、森下さんの行方がわからないままです。
8月15日に続き、8日も警察や消防、海上保安部の約300人が合同で一斉捜索を行いました。熊本市北区から西区に流れる井芹川と坪井川のほか、河口から有明海の北は荒尾市、南は苓北町の沿岸部まで範囲を広げましたが発見には至っていません。
■熊本市危機管理防災部 清田隆宏部長
「必ず発見するという意気込みで取り組みましたが、手がかりもつかめなかったという状況で、本当に残念な思いです」
警察や消防は河川の見回りを強化するなどして引き続き捜索を続けます。
(09/05 18:45 熊本県民テレビ)
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