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「同情するなら血をくれ」献血呼びかけで不適切表現 八代広域消防本部幹部職員が書き込み(熊本県)



「同情するなら血をくれ」。八代広域消防本部での献血の呼びかけに、不適切な表現があったことがわかりました。


八代広域消防本部によりますと3月、職員が使う電子掲示板に献血への協力を呼びかける書き込みがありました。そのタイトルは「同情するなら血をくれー」。書き込みを行ったのは八代広域消防本部の幹部職員です。


書き込みには、献血の日時や場所などとともに、文章の最後に「溜まりに溜まっている若い職員は八代署に集まれ!抜いてスッキリしよぉー!」と書かれていたということです。

書き込みを見た職員からの「不適切だ」という指摘を受け、書き込みは約1時間15分後に修正され、最後の文言が削除されました。一方、タイトルは4月9日までそのまま掲載されていたということです。

この書き込みは、八代広域消防本部の職員245人が閲覧出来る状態でした。書き込みをした幹部は、「組織に迷惑をかけた。何より輸血を必要とする方々に申し訳ない」という旨の話をしていて、上司から厳重な注意を受けたということです。


八代広域消防本部は、「輸血を必要とする方々に失礼な表現で申し訳ない。再発防止を徹底していく」とコメントするとともに、再発防止の文言を職員向けの電子掲示板に掲載したということです。

(04/18 14:57 熊本県民テレビ)

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