■「風化させず次の災害に備える」熊本地震から9年 熊本大学で災害の記憶を伝える企画展(熊本県)
熊本地震から間もなく9年。災害の記憶を伝える企画展が熊本大学で行われています。
熊本市中央区の熊本大学五高記念館で開催されている「災害を伝え学び次に備える」展。
■永島由菜キャスター
「次の災害に備えてもらおうという企画展。こちらのパネルでは熊本の災害を200年以上前からさかのぼり年表にまとめています」
将来起こりうる災害への備えの必要性を伝えるため、災害の記憶や教訓を記録して研究している熊本大学のデジタルアーカイブ室が企画しました。会場では、2016年に起きた熊本地震の被害が紹介されているほか、当時の大学内の様子を写真で見ることができます。また、災害時の廃棄物の処理など、当時の教訓がパネルで展示されています。
■文学部1年生
「(熊本地震の時は)水槽の前にいたんですけれど、突然水槽がめっちゃ揺れて水がかかって、何が起きたかわからなかった」
■文学部1年生
「地震とか災害は本当に風化させてはいけないと思うので、あとの世代にもしっかり伝えていきたいなと思います」
「災害を伝え学び次に備える」展は、5月12日まで開かれています。
(04/10 19:30 熊本県民テレビ)
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