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「むしゃくしゃして火をつけた」老舗食品加工店が全焼し長女を放火の疑いで逮捕(熊本県)



22日未明、山鹿市鹿本町で店舗兼住宅が全焼する火事がありました。
火をつけたとして、警察はこの家に住む長女(48)を逮捕しました。

火事があったのは、山鹿市鹿本町来民にある住宅兼店舗兼食品製造所です。

警察などによりますと、22日午前0時半ごろ家人から消防に通報がありました。

火は、およそ5時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての店舗兼住宅約670平方メートルを全焼しました。

当時、1階に70代の夫婦が、2階に長女(48)がいて、妻が足に軽いやけどをしました。

警察が話を聞いたところ、長女が「ライターで布団に火をつけました」と話したことから、現住建造物等放火の疑いで現行犯逮捕しました。

火事発生直前の21日午後11時半ごろ、長女と母親が口論になり母親が110番通報をして、警察が対応していました。

警察が去った後に長女は火をつけたとみられ、警察の調べに対し、「むしゃくしゃして火をつけた」と話しているということです。

警察は、24日に現場検証を行い火事の詳しい状況を調べることにしています。

この店は1887年、明治20年創業の老舗で、近くに住む人は「歴史ある店だったのに…」と話していました。

(07/22 13:59 熊本県民テレビ)

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