■八代海に今年度初の赤潮警報 有害プランクトン「ヘテロシグマ アカシオ」基準を超える(熊本県)
熊本県は21日、八代海で有害なプランクトンの一種が異常発生したとして、今年度初めてとなる赤潮警報を発令しました。
熊本県水産研究センターは、八代市鏡町沖と天草市久玉町沖の八代海で、有害なプランクトンの一種「ヘテロシグマ アカシオ」が基準を超えて確認されたため、今年度初めてとなる赤潮警報出しました。
今のところ漁業被害は報告確認されていないということですが、県水産研究センターは、養殖業者などに対し「海の色や養殖魚の状態に変化がないか注意してほしい」と呼びかけています。
■地元の漁師
「2日ぐらい前からこんな感じで着色していて、最近濃くなってきました。今年は早いと思います。早くおさまればいいですけど」
八代海では4年連続で赤潮が発生していて、昨年度の被害額は14億円を超え、過去5番目に多くなるなど被害が深刻になっています。熊本県は4月に効果的な赤潮対策を推進するためプロジェクトチームを発足させ、対策を進めています。
(04/22 18:46 熊本県民テレビ)
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