■市電のトラブル相次ぐ熊本市交通局の組織全体を見直す 市長肝いりのタスク・フォース始動(熊本県)
市電の運行トラブルが相次ぐ熊本市交通局の組織全体を見直す「市電再生タスク・フォース」が始動しました。
熊本市交通局の組織全体を見直すための市長肝いりの組織「市電再生タスク・フォース」。4日は発足後初めての交通局の経営会議が開かれ、井芹和哉交通事業管理者がタスク・フォースと協力して組織を変えていくよう要請しました。
■熊本市交通局 井芹和哉交通事業管理者
「交通局を変えていくためには、 タスク・フォースがやってくれるのではない、私たちがやらないといけないということを改めて胸に刻んでいただきたい」
タスク・フォースは、大西一史熊本市長が市長事務部局から5人の職員を派遣して16人体制で発足させた組織です。市電の安全運行にとどまらず、交通局の組織や業務全体を抜本的に見直します。タスクフォースの事実上のトップは太江田真宏市電延伸室長が兼任し、市長に進捗などを報告しながら改善策をとりまとめる方針です。
■タスク・フォースのリーダー 太江田真宏市電延伸室長
「まずは現場ですね。出向いて現場の声をまず聞くというのは大事なのかなと思いますので、そこはまず早急にやりたい」
タスク・フォースは年内にも改善策をとりまとめ、議会などに報告する予定です。
(06/04 19:53 熊本県民テレビ)
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