■全国最大の引き上げ額 最低賃金を事業者が支払えるよう労働局長が市長に協力要請(熊本県)
全国最大の引き上げ額となった熊本県の最低賃金を事業者が支払えるよう、28日、熊本労働局長が熊本市の大西一史市長に協力を要請しました。
28日は、熊本労働局の金谷雅也局長と熊本県最低賃金審議会の倉田賀世会長が大西市長に文書で協力を求めました。熊本県の最低賃金は2026年1月1日から1034円に引き上げられます。82円の引き上げ額は全国最大です。
金谷局長が「経営者への支援は本来国が行うべきものだが、安定的に賃金が支払えるよう上乗せして市からも支援をお願いしたい」と協力を求めると、大西市長は「人材確保という面からも画期的な引き上げ額と受けとめている。賃上げ分をスムーズに価格転嫁できるよう中小零細企業を支援したい」と答えました。
(10/28 19:39 熊本県民テレビ)
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