■「思いや魅力伝えたい」水俣の高校生2人"条約締結国会議"出席でスイスへ(熊本県)
水銀の規制強化を定めた「水銀に関する水俣条約」の締約国会議が11月、スイスのジュネーブで開かれます。この会議に県立水俣高校の生徒たちが出席することになりました。
「水銀に関する水俣条約」は2013年に熊本市と水俣市で開かれた会議で採択され、4年後に発効しました。締約国による会議・COP6が2年ごとに開かれ、ことしは11月3日からスイスのジュネーブで開かれます。この会議に県立水俣高校の生徒2人が参加し、水銀問題への取り組みについて発表します。
2年生の岩阪望央さんは、水銀フリー社会といった言葉の認知度が水俣の高校生の間でも低いという調査結果を発表します。
■水俣高校2年・岩阪望央さん
「自分の思いを発信する機会はなくて、でもこの国際会議に参加できるから水俣市民を代表して水俣の思いや魅力を伝えたい」
■水俣高校1年・本山典美さん
「世界から新しい知識だったり技術を受け取り全国全世界に自分が貢献していけるように学んでいきたい」
ふたりは10月31日にジュネーブへ向けて出発します。
(10/28 19:41 熊本県民テレビ)
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