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「固定概念をいい意味で壊す」宮崎出身の画家・太田宏介さんの世界(熊本県)



宮崎県出身の画家、太田宏介さんの作品展が熊本市の鶴屋百貨店東館で開かれています。


太田さんは2歳のとき、知的障害を伴う自閉症と診断されました。その後11歳で本格的に絵を描き始め、現在は福岡を中心に全国で個展を開いています。会場には原画20点のほかグッズ約70点が展示され、過去にドラマで使用された作品も見ることができます。

■中野美月記者
「こちらはゾウを描いた作品。色にとらわれず独特の表現で描かれている」


秋田犬とタンポポを描いた作品です。犬の舌や鼻の穴まで描かれ、繊細さと大胆さを併せ持つ作品です。また期間中は太田さん自らが会場で絵を描くライブペイントも行われます。

Q完成までどのぐらいかかりそうですか?
■太田宏介さん
「あと2時間くらい。楽しいです」

■訪れた人
「この色を持ってくるんだという私たちの固定概念をいい意味で壊してくれるすごい作品がたくさんあると思った。タッチが全部柔らかいので、きっと人柄が出てると思う」


この展覧会は4月22日までです。


(04/17 19:23 熊本県民テレビ)

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