NNNニュース

「景気・持ち直しペース鈍化」2か月連続で判断据え置き 県内の金融経済概況【徳島】(徳島県)



日本銀行徳島事務所は、県内の金融経済概況について、景気は「持ち直しのペースが鈍化している」として、4月に続き、2か月連続で判断を据え置きとしました。

日本銀行徳島事務所は5月16日に、最新の県内の金融経済概況を発表しました。

それによりますと、公共投資は県関連の予算が2024度より増加したとして「持ち直している」から「高水準で推移している」と、上方修正しています。

また、設備投資については、化学・医薬品などの製造業が、資材価格の高騰や人手不足により、下方修正が著しいことを受け、「高水準で推移している」としています。

個人消費は物価上昇の影響を受けつつも、「底堅く推移している」とし、全体的な判断として、4月に続き、「持ち直しのペースが鈍化している」と判断を据え置きました。

日本銀行徳島事務所は「賃上げ・価格転嫁の動きや、各国の通商経済の動向を注視していきたい」とコメントしています。

(05/22 15:53 四国放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)